さてさて、今回は番外編です。
ハーレ的妄想を日本舞台でキャラの名前はそのままでやったらどうなるかなというテーマです。
なぜ番外かと言うと、日本人の顔で日本を舞台にしてハーレをやっても興醒めだというハーレ(もしくはロマンス小説)ファンの方も少なからずいらっしゃると聞いたことがあるからです。
とはいえ、私みたいにコミックスでばかりハーレを読んでる邪道な人間からすると、設定次第では日本が舞台だったり日本人がヒーローやヒロインをやってもさほど違和感がなかったりします。
だいたい、さいとうちほさんの漫画とかどう見てもハーレをはじめとするロマンス小説の世界そのままじゃんという作品が多くありますし。
「ある日ナイトに会ったなら」「さらって私のナイト」シリーズとかシークネタですよ。ヒロイン日本人ですよ。
代表作の「円舞曲」シリーズは日本舞台のハーレヒストリカルと言えなくもありませんし。
そう、昭和初期あたりを舞台にすれば日本人ネタのハーレもあまり無理なく行けるような気がするのです。
時代は昭和10年代。
舞台は満州・ハルピン。
ヒロイン悠理は財閥の娘。男装で夜な夜なパーティーに出席し、ハルピンの女王と呼ばれている。
みたいな。
まあこのネタはいつか書きたいと思ってるので(資料も何冊か買って、すでに何年・・・)、ここまで。
もちろんカプは清×悠で、他の4人も出てきますし(美童が結構いい男役で)、豊作さんも出てきます。
豊作さんってこの時代の日本人のルックスがはまりまくりなんですが・・・(爆)。
それはさておき、ではでは、せっかくゴージャス設定の有閑倶楽部。
まんま現代日本でロマンス小説に挑戦したらどうなるでしょうか?
まず本題に入る前に、ハーレのお約束なネタの中で、私の好きなものを箇条書きにしてみます。
*壊れた夫婦の復縁ネタ(これは一押し!)
*幼馴染が恋人を演じ(もしくは恋愛レッスンをし)たことをきっかけに恋に落ちるネタ
*ゆきずり妊娠、のちハッピーエンド(ビッチものとか言わないように)
*偽装結婚もしくは政略結婚、のちラブラブ
をや?とここで思った方がいらしたら、すさまじいひらめきです。たぶん、私と同じことを考えたことがある方でしょう。
なにが?って?
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ここで私の萌えポイントのうちのいくばくかを抑えた有閑妄想を考えてみましょう。
・(清四郎と悠理は幼馴染の親友である)(これは原作のまま)
・ある日、二人はお互いの利益のために偽装結婚を思いつく
・愛がない(と思ってる)まま結婚する
・ところがとっても体の相性がいい
・なんだかんだと胸の痛みを覚えることのある結婚生活
・いろいろ気持ちがすれ違う出来事があって、離婚する
・でも結局復縁してしまう
・お互いの愛を自覚する
・(子どももできてハッピーエンド♪)
・・・んんん?どこかで見た事ありませんか?
途中でちょっくら2回ほどリピートが入りますが。
1カッコからリピートして2カッコに入ってまたリピートして。
そろそろ3カッコに入ってきたかな~、くらいの。
そう。まだ悠理が清四郎の愛を信じ切れてない状態ではありますが、最後の1項目を除けば、
フロさま宅「ら・ら・ら」シリーズだ!!!!
リピートを除けば(笑)、ハーレ的お約束をしっかり押さえてるじゃありませんか!!
「復縁」と「愛の自覚」の順序が逆なのが一般的なロマンス小説ですが、たまにこのまんまなのもありますし。
これも一種の箇条書きマジック(笑)。
要するに二次小説ってたいがいは自分が好きなカプのハッピーエンドのロマンスが読みたくて妄想することが多いのじゃないかと思うのです(好きなキャラをいじめたり黒くしたり、キャラそのものを掘り下げて追及するのが好みという方もいらっしゃいますけどね)。
で、王道ハッピーエンドと言えばロマンス小説。
二次小説って結構ロマンス小説的お約束を拾ってしまうことが多くなるのもそのせいじゃないかなーと。
70年代の少女漫画と似た匂いも感じますしねえ。
てことで無理やりハーレ的世界で考えなくても、自分が好きな妄想を追及して行ったらそれっぽいのが出来上がるのじゃないかと思うのです。
(ホットシーンを描くのが私個人的には苦手なんですけどね~)
で。唐突に拍手お返事。
>Fさま(バレバレ)
笑っていただけて光栄です。いいんです、笑いどころです、そこ。
きっとFさまもハーレにはまる日が来るのじゃないかと思います。だって萌えの宝庫ですもの。
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